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静岡市葵区の整体院:あおい回復堂::腰椎のずれ
腰椎のずれ
本日お見えになった83歳の男性は、2週間前から歩行困難になり、杖なしでは歩けなくなっていました。また、ベッドに横になると一人では起き上がれませんでした。

整形では、MRIで腰を撮影しても異常がなかったので、「3月に痛めた頚椎が原因でしょう」とのことでした。また、高齢のため回復は不可能と言われたそうです。

頚椎(首の骨)が原因で歩行困難になるなんて私は聞いたことがないので、MRIで異常がないとされた腰を疑いました。

詳しく調べると、腰椎5番の棘突起が右へ1cm、2番が左へ1cmと大きくずれていました。
こんなにずれているのになぜMRIで「異常なし」となるのでしょうか。

実はMRIにも弱点があるんです。
静岡では、MRIを持っている病院はあまりないので、別の場所で撮影します。
そこで撮影する写真は、背骨を輪切りにした写真か、縦割りにした写真です。
つまり、MRIの画像を3Dでぐるぐる回しながら観察することはできないんです。

ですから、例えば、腰椎の4番と5番が「ねじれ」によりずれていてもわからないんです。
しかも観察するポイントは、椎骨の真ん中を通っている太い神経のみ。
でも問題となるのは、ほとんどの場合、椎骨の横から出ている神経なんです。
椎骨の棘突起が、左右へ1cmもずれていたら、必ず横から出ている神経に触ってしまいます。
特に腰椎から横に出ている神経は、足の方へいっていますので、坐骨神経痛のような痛みが出たり、歩行困難になったりするんです。

今回も、そのずれを修正したら、ベッドから一人で「ひょい」と起き上がり、杖なしで歩きだしました。
付き添いの奥様と私は、あまりの変化に顔を見合わせてしまいました。
本当は、「こんなこと当たり前です」というような顔をしていればもっとかっこよかったんですが、今回は、私自身も驚いてしまいました。(^^;)

ご本人も、「お医者さんからもうだめだと言われていたんだが、きっと何かいい方法があるはずだと考えていたんだ」と、とても喜んでいらっしゃいました。


昨日は「中秋の名月」
久しぶりに望遠鏡を引っ張り出して月を見てみました。
月.jpg

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