仙骨の分離
先日腰痛でお見えになった女性は、病院で分離症と言われたそうです。

通常分離症と言えば、脊椎分離症のことを言います。
これは、背骨の一部が骨折してしまい、通常前方にずれてしまう「すべり症」を併発します。
でも今回は、腰椎をよく調べても、そのようなずれはありませんでした。
そこで、仙骨を調べたところ、ずれが生じていることがわかりました。
通常仙骨は、赤ちゃんの時には五つに分かれているのですが、大人になるにつれ、くっついて一つの骨になります。(図1を参照下さい。)

図1(仙骨と腸骨)
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ところが、日本人の約2割の方は、大人になっても一部がくっつきません。
仙骨は、一つになっても一応上からS1,S2~S5と名前がついています。今回お見えになった女性は、このS1とS2の間にずれがあり、仙骨が分離していることがわかりました。
図ではちょっとわかりにくいのですが、S1とS2が腸骨と繋がっていますので、骨盤が歪むとS1とS2の間にずれが生じてしまい、仙骨から横に伸びている神経に触ってしまい、痛みを感じます。
このずれをきちんと治せば痛みは消えていきますが、仙骨がくっついている人よりは、骨盤が歪みやすいので、たまに「ずれ具合」をチェックする必要があります。


今日の台風はすごかったですね。
久しぶりに静岡を直撃した気がします。
さすがにこんな日は皆さんキャンセルされるだろうと思っていたら、数名のキャンセルはあったものの、なんと10名もお見えになりました。
「来る途中、木が何本も倒れてましたよ~」なんておっしゃる方もいらっしゃいました。
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