足底腱膜炎
先日、足底腱膜炎の高校生が来院されました。

足底腱膜炎は、足の裏にある足底腱膜が炎症を起こし痛みが出ます。
いろいろな原因がありますが、この高校生の場合は、部活で走り込んだために起こってしまったようです。

土踏まずが腫れて歩くのも大変なくらい痛かったそうです。
整形外科で足底筋膜炎と診断を受け、塗り薬をもらったとのこと。

走り込みが原因だとすると、足の骨のずれを修正し「ふくらはぎ」の張りを取る必要があります。

足の骨は、特に中足骨、距骨下関節、舟状骨、楔状骨のずれを正確に修正していきます。
ふくらはぎは、押すと痛みがあったので、腓腹筋、ヒラメ筋をゆるめました。
施術中にどんどん痛みが取れていき、15分後には完全に痛みも腫れも無くなりました。
「ふしぎ~」と思わずいってしまうほど簡単に痛みが取れました。(ご本人は部活がサボれなくなるのでちょっとがっかりもしていました^^;)

塗り薬だけでは、こうはいかなかったと思います。
走り込むことによって、足に何が起きているかをイメージしながら施術することが大切なんです。

木彫り.jpg

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