手のこわばり
全身の倦怠感、腰痛、膝の痛みでお見えになったWさん(85才)

wさん「もう年だから、あっちもこっちも痛くてね~」

私  「わかりました。それじゃあ気になるところを全てお聞きしますから、思いつくところから行ってってくださいね~」

という感じで、問診を始めました。

その中で、普段から右手で杖をついて歩いていらっしゃるので、右手がこわばってしまい、開かなくなっていました。

wさん「毎日グーパーと開いたり閉じたり動かしているんだけど全然開かないんです。」

そこで、その動作をしていただくと、手が完全に開く前にまたグーとやっていました。

私 「それじゃあ今度は、ゆっくりと手が開ききるまでパーをやってみてください」

最初は少し時間がかかりましたが、何度も繰り返すうちにとても早く手を開くことが出来るようになりました。

そのことがとてもうれしかったご様子で、他の場所を施術している間も「いや~、開くようになったねぇ。先生良かったよ~」とずっとグーパーを繰り返していらっしゃいました。(私は手に関しては何も施術をしていないんですが ^^;)

普通手の力を抜くと、指が軽く曲がった状態になると思います。
これが、指を曲げる筋肉と、伸ばす筋肉が中立している状態です。
でもwさんのように、いつも強く杖を握りしめていると、脳がその状態を中立状態と思い込んでしまい、指が伸びなくなってしまうことがあります。
焦らずにゆっくりと動かして、脳に正しい中立状態を思い出してもらえれば、それだけで良くなることもあります。



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