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静岡市葵区の整体院:あおい回復堂::日本の道具を見直すとは?
日本の道具を見直すとは?
今日は静岡民家の会 3月例会に参加してきました。

今月のテーマは「日本の道具を見直してみたい」です。
今、消え去りそうな技術の一つに「刃物の研ぎ」があります。
私は日曜大工が趣味なのでカンナも自己流で研いでいたのですが、
今回は、大工さんに刃物の研ぎ方を習おうと藤枝の「大沢ビレッジ」に集まりました。
大沢ビレッジ.jpg
大沢ビレッジは当院を建てていただいた「ハイホームス」さんが、大沢にある古民家を整備して移築したものです。中には土間や囲炉裏があってとても雰囲気のいいお宅です。

まずは、大工さんから研ぎ方についてのレクチャーを受けました。
レクチャー.jpg

それぞれ包丁やカンナを持ちこんで研ぎ方のポイントを習います。
私が持ち込んだカンナです。研ぐ前はどんな感じか実際にカンナがけをしてみました。
研ぎ前.jpg
自分で研いだカンナは、削りかすが分厚くて削った面も綺麗ではありませんでした。
カンナをかけているのは当院を実際に建てていただいた大工さんです。久しぶりにお目にかかれて嬉しかったです。^^

研ぎ方を大工さんに教わり自分たちで実際に研いでみました。
カンナは刃だけで無く台座(木の部分)も重要なんです。
台座を削る専用のカンナで平らにしていきます。カンナの前側は少し高さを低く削るそうです。
台座修正.jpg

削り終わったら定規で確認します。
台座確認.jpg

研ぎ終わった後の切れ味確認です。
削りかすがやわらかくなっているのがわかるでしょうか?
研ぎ後.jpg

その後のこぎりの目立て(刃を削ってとがらせる事)を教わりました。
藤枝ではこの目立てをやる方がもう一人しかおらず、その方も80歳を超えていて、後継者もいないそうです。大工さんも今では使い捨てののこぎりを使っていて、20年ぶりぐらいで目立てをしたそうです。
目立て.jpg

手斧(チョウナ)の使い方も見せていただきました。
今では四角く製材された木で家を建てるので手斧を使う事も無くなりました。
手斧.jpg

最後は東日本大震災の寄付を集めるため、古民具のオークションを行いました。
オークション.jpg

日本人が育ててきたすばらしい技も技術の発達とともにどんどん消えていくようです。
電動工具では、まねが出来ないものもまだたくさんあります。
少しでもこのすばらしい技術が後世に伝えられればいいなぁと思いました。


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