正しい情報を身につけて行動しよう
このたびの大地震により被害を受けられました皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

想像を絶する津波の映像、その後の壊滅した町の状況、さらに原発の放射能問題。毎日このような映像を見ていると、鬱々とした気分になり、自分に何ができるのだろうと考え続ける日々を送ってきました。

とりあえず、毛布などを送ってみましたが、他に何かできないかと考えていたところ、奈良の朱鯨亭という整体院からのメールマガジンが届きました。
「物理学者の意見」と言う題で、カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校のベンジャミン・モンリアルさんの報告が紹介されていました。
今回の福島の原発問題について解説されたもので、ちょっと難しい内容も含まれますが、わかりやすく説明されていました。
この内容を皆さんにも知っていただき、無用な不安が少しでも軽減すればと思います。

下記URLを参照してください

→ http://ribf.riken.jp/~koji/monreal.pdf

翻訳をしたくださった方の紹介も併せてご覧ください。

→ http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html

内容をかいつまんで説明しますと
・Sv(シーベルト)という単位は、被曝量の単位であり、1シーベルトは体重1gあたり5000万回のウラン238崩壊時の放射線を浴びたということ。
・自然界に普通に存在する放射線によって、誰でも年間1.5~7mSvの被爆をしている。よって、数ミリシーベルトの被爆は全く心配ないが、数mSv/時を長時間蓄積するのは良くない。
・被爆によりがんが発生する仕組みは、放射線によりまれにDNAが損傷し、その中で、まれに細胞が変化し、さらにその中でまれにがん細胞へと変化する。
・被爆による「がん」発生率の変化は、1000mSvの被爆で、10000人あたり「甲状腺がん+1.6人」「白血病+3人」「胃がん+5人」「乳がん+7人」
・5Sv(=5000mSv)以上の被爆で生命の危険
・よって400mSvのところに12時間いれば(400mSv*12時間=4800mSv)生命の危機
・環境中には、ヨウ素の他にもキセノン、クリプトン、ラドン、セシウム、テクネチウムが放出されている可能性がある。
・もっとも危険な火災のリスクが使用済み燃料に対してあるが、これはチェルノブイリに比べ放射能の危険が100分の1
・ヨウ素の半減期は8日(8日経つと飛び出す放射線の量はほぼ半分になる)
・燃料棒が燃える火災の場合、放射性物質を含んだ粉じんが拡散する(チェルノブイリでは60Km拡散)
・ただし、道路に落ちた粉じんからは被爆せず、衣服に付いた粉じんで被爆する。
・農業、漁業従事者は、汚染が取り除かれるまで生産不可
・まとめとして、福島原発の放射能災害は、最悪の場合でもコントロール可能であり局所的(初期避難と食品から放射性ヨウ素131を摂取しないように)
・津波被災者と福島原発の作業従事者のためにみんなのエネルギーを集中しよう

と言うものでした。

日々の報道の中で、「放射線が検出されましたが健康への影響はありません」と良く聞きますが、このレポートを読んで少し安心しました。

次に、ヨウ素と被爆の関係を自分なりに少し調べてみました。
被爆を防ぐために、大量のヨウ素を体内に取り込んでおけば、被爆が防げるという噂が出ていて、ヨウ素を多く含んでいる昆布が売れていると聞きました。
でも、昆布により被爆を防ぐにはちょっと問題がありそうです。
全く効果がないという書き込みもありますが、効果はあるが、大量に食べないと効果が出ないので現実的ではないと言う感じです。

・人間に必要なヨウ素の量は1日あたり0.2mg(1gの昆布の中に1~4mgのヨウ素が含まれる)
・被爆を防ぐためには16.5mg(新生児)~100mg(40歳)のヨウ素を24時間前に摂取する必要がある。
・乾燥昆布を水で戻すとヨウ素の90%が流れ出てしまう。
・40歳以上はヨウ素は不要(ただし妊婦は100mg)

また、甲状腺癌は、もし発症したとしても5年生存率98.8%、10年生存率95.5%と予後の結果がいいので過剰に心配する必要はないかと思います。

非常に長くなりましたが、本日の結論

ヨウ素などに頼るのではなく、食品添加物や農薬、トランス脂肪酸を含んだ食品の摂取を控え、放射能を浴びても細胞が癌になりにくい体を作っていきましょう!

また、被災された方々、復旧作業をされている方々、行方不明者の捜索をされている方々、命がけで原発に放水作業や電源復旧作業をされている方々にエールを送ろう!

自分たちにできることは何かを考え、たとえ小さな事でも行動に移そう!

<<お休みのお知らせ | 渓流釣り >>